「子どもの栄養、ちゃんと足りているかな?」
毎日のご飯作りで気になるのは、やっぱり栄養バランス。
実は幼児食のベストセラー本を読み比べると、どれも共通して “ちょい足しで栄養を補う食材” を推奨しています。

この記事では、その共通食材と栄養素を整理してご紹介します。
目次
幼児食ベストセラー本に共通する考え方
情報がかたよらないようにするために、こちらの幼児食本を整理しました。
- 『成功する子は食べ物が9割 栄養ぐるぐるレシピ』
- 『好き嫌いをなくす幼児食』
- 『いちばんやさしいきほんの幼児食 完全版』
- 『365日の幼児食 冷凍できる作りおきレシピ』
- 『魔法のおうちごはん(1歳半〜5歳向け)』
いずれの本も「不足しがちな栄養素を、身近な食材で簡単に補う」工夫が共通しています。
共通して登場する「ちょい足し食材」と栄養素
食材と栄養素について、表にまとめます。
食材 | 主な栄養素 | 特徴・使い方 |
---|---|---|
かつお節 | たんぱく質、鉄、カルシウム | ご飯やおひたしにパラリ。旨味で食欲アップ。 |
いりこ(煮干し) | カルシウム、鉄、ビタミンD | 粉末にしてふりかけや味噌汁に。骨ごと栄養。 |
ごま(すりごま) | カルシウム、鉄、マグネシウム | 吸収率UPのすりごまが◎。和え物や汁物に。 |
桜エビ | カルシウム、鉄、たんぱく質 | おにぎりや炒め物に混ぜて彩りもUP。 |
きなこ | 植物性たんぱく質、鉄、カルシウム | ヨーグルト・おやつに。香ばしく子どもに人気。 |
あおさ・青のり | カルシウム、鉄、ヨウ素 | 卵焼きや麺類にふりかけて風味づけ。 |
しらす・ちりめんじゃこ | カルシウム、ビタミンD、DHA/EPA | 骨ごと食べられるカルシウム源。ご飯にのせるだけ。 |
栄養素別にみる「補いたいポイント」
- カルシウム:骨や歯の発育 → いりこ、しらす、ごま、桜エビ、青のり
- 鉄分:不足しやすい栄養素 → かつお節、きなこ、ひじき、ごま
- ビタミンD:カルシウム吸収を助ける → 青魚、いりこ、しらす、卵
- DHA/EPA:脳・神経の発達に必須 → 青魚、しらす
- 食物繊維:腸内環境を整える → きなこ、ひじき、野菜、海藻類
毎日のご飯に取り入れるアイディア
- ご飯に しらす+青のり+ごま → 栄養満点おにぎり
- 味噌汁に 粉末いりこ+あおさ → カルシウムと鉄をW補強
- 卵焼きに 桜エビ+すりごま → 彩り・食感・栄養が一度に
- ヨーグルトに きなこ+すりごま → 朝の鉄分補強にぴったり
まとめ
幼児食のベストセラー本に共通しているのは、難しい調理ではなく “ちょい足しで栄養を底上げする習慣”。
冷蔵庫や棚に常備しておけば、忙しい日でも「ふりかけるだけ」で安心の一皿になります。
今日からぜひ取り入れて、子どもの元気と成長をサポートしてみてくださいね。
幼児食におすすめの“ちょい足し食材”を紹介しましたが、続けるには 「環境づくり」もポイント。
タケヤ公式のスパイスボトルを使って、実際に6種類の食材を試したレビューをまとめました。
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