こんにちは。「ホットクック×下味冷凍」で平日夕飯作りの時短を追求しているママえもんです。
DHAとビタミンDを両方摂れる魚。栄養豊富なので、わが家では週3で魚料理を出したいと考えています。
青背/白身/赤身 それぞれの料理のレパートリーを増やすべく、日々試行錯誤中です。
白身魚料理の定番 カレイの煮つけは美味しいけれど、煮崩れしやすく、調理するのが面倒に感じませんか?
今回はホットクックで作った醤油麹を塗るだけ!簡単!
醤油麹の効果でふっくらと甘いカレイの煮つけのようなレシピをご紹介します。
カレイに豊富に含まれているコラーゲン。
煮付けにすると煮汁にコラーゲンが溶出してしまうようですが、この方法では煮汁を使わないので、栄養の損失も抑えられます。
わがやで使用しているホットクックはKNHT24B。
前日の夜に下味をつけて、手動調理機能を使って作った様子をご紹介します。
材料
勝間和代さんのロジカルクッキングを参考に、塩分0.6%の塩分濃度となるように調整しました。
ちなみに算出根拠は下記の通りです。
ホットクックのレシピ通りに醤油麹を作ると、塩分濃度は5.8%となります。
(※大さじ15ml当たり食塩相当2.2gの醤油使用の場合)
醤油麹の塩分量パーセンテージを算出すると、
0.6% ÷ 5.8% ×100 = 10.34%
今回使用するカレイの総量は216g。
216g(カレイ総量) × 10.34%(醤油麹の塩分量)=約22g
作り方
①カレイに醤油麹をもみこんで一晩置く。
②ホットクックの内蓋にクッキングシートを敷いて、材料を入れる。(クッキングシートがないと、醤油麹が焦げます)
③手動キー「2:煮る」→「10分」もしくは自動キー「サバの味噌煮」25分
④完成!
感想
身はふわふわで、たっぷりの脂でまろやか。醤油麹の甘味が絶妙です。
とっても簡単で美味しいのでリピート決定!!
1歳児ひよえもんも取り分けたらパクパク食べてくれました。
塩分量は?
気になる塩分量を計算してみます。
今回使用した醤油麹の量は22g
22g × 5.8% = 約1.2g
一切れ当たり約0.4g
厚生労働省制定の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)によると、
塩分摂取量の目標は30~49歳 男性:7.5g 女性:6.5g 1~2歳の子:3.0g
わがやでは大人の1食当たりの塩分を2.0~3.0g程度にしたいと考えています。
一般的な味噌汁の塩分量が1.2gとすると、夕飯のメインは0.8~1.8gに抑えたいところ。
このレシピだとメインで0.4gなので、塩分量も目標の範囲内です。
これだけだと淡泊なので、副菜を併せて出すことをおすすめします。
カレイはなぜ煮崩れしやすいの?
全身を使って泳ぐカレイは加熱によって全身のコラーゲンが溶け出すことで、煮崩れしやすいのだそう。
カレイには水溶性のビタミンB群が豊富ですが、煮崩れしてしまうとその40%が流出してしまいます。
そのため、カレイの調理方法としては、少なめの煮汁で沸騰してから10分という短時間で煮るのが良いとのこと。
醤油麹煮は煮汁がない上、短時間調理ができるね。
参考:『その調理、9割の栄養まだまだ捨ててます!第二弾』
カレイの栄養は?
上記の本より、抜粋します。
・ヒレの付け根にある細かい骨の部分が「えんがわ」。タンパク質であるコラーゲンやEPA・DHAも身の部分より豊富。
骨の近くまで、残さず食べたいね。
評価
味 ★★★★☆(醤油麹に食材の美味しさがプラス。相乗効果)
塩分 ★★★★★(一切れあたり0.3g。少ない!)
手軽さ ★★★★★(醤油麹を塗るだけ!簡単)
見栄え ★★☆☆☆(白身魚に茶色い醤油麹。彩はない)
総合評価: ○
これ以上の手軽さはないというくらい、ズボラでもやる気になれます!
醤油麹に魚の旨味がプラスされて、相乗効果がありそうです。
白身魚調理の定番にできそうです。
ズボラが太鼓判を押す醤油麹煮。是非是非トライしてみてください!
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