こんにちは。「ホットクック×下味冷凍」で平日夕飯作りの時短と健康を追求しているママえもんです。
健康的な食事を作るためには、味付けをどれくらいにすればいいのかな。
今回は、夕飯での食塩摂取の目標値を設定したいと思います。
日本人の1日の食塩目標値は?
長い間、成人では10g未満とされていたのが、厚生労働省制定の「日本人の食事摂取基準」によると2015年に男性で8g 女性で7g未満、そして2020年に男性で7.5g 女性で6.5gと、どんどん厳しくなってきているようです。
厚生労働省のe-ヘルスネットの「減塩」に関する記事によると、食塩摂取量の平均値は目標よりも約2g程度上回っているそうです。
由田 克士. 栄養・食生活と高血圧. e-ヘルスネット. 厚生労働省.(2020)
うちは大丈夫だと思う・・・けど、念のために食べているものを確認しよう。
朝食
(参考)
・納豆の付属タレ:0.6g、
・卵かけごはん:0.4g(醤油一回し 3gより算出)
⇒食塩摂取量:約1.0g
昼食
(参考)
・カップラーメン:4.0g(スープ半分残)
・コンビニおにぎり1個:1.0g
・コンビニ弁当:4.5g
・焼き魚定食:2.9g(さばの塩焼き、ごはん、味噌汁)
・牛丼:3.0g
・親子丼:2.2g
⇒食塩摂取量:約2.5g
結構知らず知らずのうちに摂取しているなぁ・・・
わがやはやっぱり典型的な家庭。定められている目標より、2g程度は上回っていそうです。
節塩とは?
佐々木敏著『栄養データはこう読む!』によると、
「長い間に食べた食塩が加齢による血圧の上昇に大きな影響を及ぼしています。
減塩は1日に何gと考えるのではなく、生まれてから今までに何kg食べたか、そして、これから一生で何kg食べるものかと考えるべきものです。
毎日少しずつ、地道に節約。「減塩」と呼ぶよりも「節塩」と呼ぶ方がよいかもしれません。」
佐々木敏著『栄養データはこう読む!』
と、節塩という考えを提唱されています。
今は特別な病気であるわけではないけれど、人生100年時代、これからの未来の健康のために、コツコツできる限り食塩摂取を少なくしていく。
この考え方に賛同したので、私も節塩という言葉を用いることにしました。
夕飯の食塩相当量の目標値
前述のように、朝食で約1.0g、昼食で約2.5g摂取すると仮に設定すると、
成人女性の目標が6.5gなので、夕飯で約3.0g
あくまで目安ですが、夕飯での食塩摂取の目標を3.0g以内にしたいと思います。
【節塩生活に向けての夕飯の食塩相当量の目標値】
主菜:2.0g
汁物:1.0g
一般的な味噌汁の塩分は1.2gとのことなので、ちょっと節塩が必要です。
勝間和代さんのロジカルクッキングによると、人がおいしいと感じる塩分濃度は0.6%だそうです。
普通のレシピがどれくらいの塩分濃度で、どのくらいの食塩相当量なのか分からないため、
このブログでは一般的な味付けをした際の塩分濃度と食塩相当量を計算して把握し、
そこからアレンジした節塩(+時短)レシピを紹介していきたいと考えています。
以上、節塩の目標設定についての話題でした。