「今日なに作ろう…」「昨日も鶏だったかも…」。平日の夕方に毎回ゼロから献立を考えるのは、想像以上にエネルギーを使います。
そこで私は、魚・鶏・豚・牛の4種類にメイン食材を固定し、各ジャンルの“鉄板メニュー”をあらかじめ決めておく仕組み化を導入。結果、平日5日×5週間=1か月を25メニューで迷わず回せるようになりました。
本記事では、インスタで反響をいただいた「1か月ラク献立表」フォーマットと、記入例・使い方を詳しく解説します。
目次
献立を“仕組み化”すれば迷わない
献立が大変なのは、毎回ゼロから意思決定しているから。
よく作る定番を先に決めておけば、日々は「選ぶだけ」。意思決定の負担が一気に下がります。
- メイン食材を4種類(魚・鶏・豚・牛)に固定
- 各ジャンルで5〜6個の鉄板メニューをリスト化
- 平日5日分を組み合わせるだけで1か月完成
平日は1か月でおよそ25日。25メニューあれば、基本的にかぶりません。
1か月ラク献立表(テンプレート配布)
まずは全体像。以下のフォーマットに沿って埋めていくだけです。

使い方(3ステップ)
- 曜日ごとにメイン食材を固定(例:月=魚/火=鶏/水=牛/木=魚/金=豚)
- 各食材の鉄板メニューを5〜6個リストアップ(和・洋・中を少しずつ混ぜると飽きにくい)
- その日の気分・在庫・特売に合わせてリストから選ぶだけ
記入例:わが家の鉄板メニュー
実際に私が使っているリストです(ご家庭に合わせて自由に入れ替えてください)。
魚
- サバの塩焼き(和)
- ししゃもの塩焼き(和)
- 鮭の塩焼き(和)
- 鮭のクリーム煮(洋)
- カレイの醤油麹煮(和)
- タラの蒸し焼き(和・洋・中)
鶏
- 鶏モモの照焼き(和)
- 鶏むねのサラダチキン(洋)
- つくね(和)
- 手羽元さっぱり煮(和・中)
- 手羽元照焼き(和)
- 手羽先唐揚げ(和)
豚
- しゃぶしゃぶ(和)
- 野菜の肉巻き(和)
- 生姜焼き(和)
- カレーライス(洋)
- 肉じゃが(和)
- 麻婆豆腐(中)
牛
- 肉豆腐(和)
- 牛丼(和)
- ドライカレー(洋)
- ミートソース(洋)
- タコライス(洋)
- 煮込みハンバーグ(和)

1週間の組み合わせ例(平日5日)

このように「魚・鶏・牛・魚・豚」のようなローテーションにして副菜も考えておくと、栄養バランスと飽きにくさが両立します。
このフォーマットで得られる3つのメリット
- 考える時間がゼロに:日々は「選ぶだけ」。夕方の負担が激減。
- 買い物が効率化:食材の型が決まるのでリスト化が一瞬。無駄買いも減少。
- 自然にバランス◎:魚・肉のローテでタンパク質源が偏りにくい。
さらにラクに:週末30分仕込みと併用するコツ
- 魚の日:下味冷凍(塩・味噌・醤油麹など)
- 鶏の日:ホットクックで放置OKメニュー
- 豚の日:肉巻き・生姜焼きのタレを先に混ぜておく
- 牛の日:ミートソース/ドライカレーを多めに作って冷凍
これで「平日夜90分で寝る準備まで完了」が現実的に。詳細は関連記事で解説しています。
まとめ:テンプレで“考えない家事”へ
「1か月ラク献立表」を作っておけば、1か月分の夕飯が自動でまわります。
まずはテンプレをダウンロードして、ご家庭の鉄板メニューを書き出してみてください。今日から考えない仕組みで暮らしを軽く。

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