こんにちは。
「ストレスフリーでイキイキ生きる」をモットーに、毎日試行錯誤しているワーママ、ママえもんです。
新感覚の「読書感想×イラストエッセイ」を描いています。
今回は、ビジネス数学教育家、深沢真太郎さんが書かれた『思いつきって、どうしたら「自分の考え」になるの?』という本を紹介します。
サブタイトルは『直感を論理的な意見にする授業』。
この本は、ストーリー調で分かりやすく「根拠ある意見の作り方」を教えてくれる本です。
こんな人におすすめ
・職場で自分の意見を言えない
・言いたいことはあるのに表現できない
・自分の意見を自信を持って言えるようになりたい
・プレゼンをもう少し上手に伝えたい
本書は26歳の商品企画部に所属する主人公が、数学者兼カフェの店員との出会いを通じて数的思考を学び、上司に自分の企画を根拠と自信を持って伝えられるようになるという物語です。
どう思うか意見を問われ、上司からの「理由は?」「根拠は?」という言葉に、答えることができずモヤモヤして落ち込んでしまったことってありませんか?
法則に当てはめることで、どんな意見も論理的に説明できるようになる。
自信を持って意見を伝えるにはどうしたらいいのか悩んでいる人におすすめです。
読書後、人生が変わった実例
気付き
「まずは自分の考える前提を相手と共有しておく必要がある」。
振り返ってみると、プレゼンがうまくいった時は自分がどのような立場で発表するのかを表明し、専門用語を取っ払って分かりやすい言葉で言い換えられており、相手と前提が共有できていました。
一方、上手くいかなかった時は自分が話したい内容を主とし、相手の存在を全く無視していたことに気づきました。
例えプレゼンテーションのような一方通行の説明に見える場であっても聴衆は存在しており、コミュニケーションが発生しています。そこに気づけたことが大きな収穫でした。
紹介した書籍
『思いつきって、どうしたら「自分の考え」になるの? 直感を論理的な意見にする授業』
まとめ
数学において、公式に当てはめれば解が得られるように、著者が提案する枠組みに当てはめればわかりやすい説明ができて、それが自分の考えにつながる。
仕事は相手あってのコミュニケーションで進むものなので、会話の中に相手がピンとくるような数字を入れ込むことで、心に伝わる内容になり、双方にとって良い関係性が築ける。
そんな内容が会話形式で書かれた本書。
このようなポイントを掴むことができれば、自分の意見を言うことがなんだか楽しくなりそうです。
この本の最後の章は、「希望~実践した人だけに見える景色~」。
どんな景色が見えるのか、ワクワクしませんか?
自分の意見を言う苦しみが、楽しみに変わる。
そんなきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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