こんにちは。
「ストレスフリーでイキイキ生きる」をモットーに、毎日試行錯誤しているワーママ、ママえもんです。
新感覚の「読書感想×イラストエッセイ」を描いています。
今回は、児童精神科医、佐々木正美さんが書かれた『あなたは人生に感謝ができますか?』という本を紹介します。
サブタイトルは『エリクソンの心理学に教えられた「幸せな生き方の道すじ』。
ベストセラー『子どもへのまなざし』の著者が贈る、はじめての生き方論。
この本は、「人生や、幸せとは何か」を教えてくれる本です。
こんな人におすすめ
・子育て中で、子供の年齢に応じた親としての接し方を知りたい
・自分の世代で、今なすべきことを知りたい
・幸せな人生とはどのようなものか知りたい
・理想的なライフサイクルを学びたい
本書はドイツ精神分析家、エリクソンの「ライフサイクル・モデル」を紹介し、各時期の重要な課題(発達課題)を紹介し、それぞれ著者の経験を踏まえて詳細に解説されています。
全ての世代を網羅してあるため、「人生や、幸せとは何か」について考えてみたい人におすすめです。
読書後、人生が変わった実例
気付き
(私の場合)30代半ばからの壮年期の課題は、「引き継いだものに何を上乗せし、あとに残せるか」。
仕事でも中堅どころとなり、前の世代から受け取ったものを、どうやって後の世代に伝えていくかを悩んでいた時期なので、とてもこの言葉が胸に響きました。
著者が紹介しているライフサイクルモデルの中で、おそらくこの時期が人生においての頑張りどころ。
ですが、この時期をやり切った後に幸せな老年期が来るんだと思うと、なんでも乗り越えられそうです。
後の老年期の幸せにつなげるためにも、自分の前・後、各世代のことを意識しながら、育児も仕事もやりきっていこうと決意できました。
紹介した書籍
『あなたは人生に感謝ができますか?』
まとめ
人生の「最後に問われるのは、「人生に感謝ができるか」。
自分の人生に感謝ができれば、幸せであったということであり、そんな幸せな人生を送るためのヒントが書かれています。
「幸せな人間関係をつくることが、幸せな人生をつくることにつながっていく」と著者は言います。
どの世代も、人とのかかわりはあるもの。
育児の悩みも、仕事での人間関係の悩みについても、この本は温かい言葉で指南してくれます。
各時期の課題を意識して達成し、最後には感謝ができるような幸せな人生を歩むきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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